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激安スーパー「オーケー」、驚きの「33期連続増収」を達成できた意外なワケ

社長が明かした「前提を設けない」経営

新型コロナウイルスが各界に打撃を与えるなかでも、売り上げを大きく伸ばし、注目をあつめているのが、スーパーマーケット大手の「オーケー」だ。

その経営で特筆すべきは、店と顧客が強い絆で結ばれていること。カート利用時は顧客が100円払い、元の場所に戻すとお金が戻ってくるシステムもその一例だ。

カートの整理にかかる人件費を節約し、そのままプライスダウンにつなげている。こうした経営努力を重ね、33期連続の増収を続けている同社の現在を、商社出身の二宮涼太郎社長(46歳)に聞いた。

「正直すぎる」経営

当社は売り場に「オネストカード」を掲出しています。例えば、「この西瓜は日照不足のため糖度が不足しています」とか「○日から国産豚が値下げになります。お急ぎでなければお待ちください」とお客様に正直に伝えるのです。

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情報を正直に伝えることで、信頼してお買い物いただけると考えています。経営理念は「高品質・Everyday Low Price」。

ただし、メーカーさんに無理な値下げを押しつけることはなく、品数を絞って大量発注することで仕入れ価格を下げています。特売はしません。これによりオペレーションを効率化し、低価格に繋げています。

値段は下げても、品質にはこだわるので、自慢の商品がたくさんあります。