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株で2億円貯めたサラリーマンが明かす「初心者でも儲かる投資術」

セミリタイアも不可能ではない
「弐億貯男」という印象的なハンドルネームで、ツイッターなどで自身の投資情報を発信し続けるサラリーマン投資家がいる。彼はセミリタイアを夢見て、2002年から250万円を元手に株式投資を開始。2019年に見事2億円を達成した。その時の経験をまとめた『10万円から始める! 割安成長株で2億円』(ダイヤモンド社)を上梓しばかりの弐億貯男。彼の投資の極意とは一体何なのか?

コロナショック以降に投資を始めた方へ

私は2002年10月、27歳のときにサラリーマン生活をしながら、株式投資を始めました。そして2019年、43歳にして株式投資で資産2億円を築きました。

株式投資になんのリテラシーもなかった素人が、なにをきっかけに、どうやって資産2億円を築いたのか? ご説明したいと思います。

株式投資を始めた2002年10月頃は、「日経平均株価がバブル崩壊後の最安値を更新!」と、連日のように報道されていました。そんなニュースを観ていた私は、「日本株が最安値なのであれば、これから株価が上がるだろうから、いま株式投資を始めれば儲かるのではないか?」と思い、投資を始めたのです。

新型コロナショックで株式市場が暴落したときも、株式投資を始める人が増加したというニュースがありましたが、考えることはみな同じなのですね。

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最初に買った銘柄は、私にとって身近だったゲーム関連銘柄や外食産業が中心。「スクウェア(現スクウェア・エニックス・ホールディングス)」や「ナムコ(現バンダイナムコホールディングス)」「サイゼリヤ」などが投資対象でした。

しかし、株式投資は失敗からスタートするものです。サイゼリヤ株を購入した直後、トラブルが発生してしまいました。なんとハンバーグに異物が混入して、それを食べた客が吐いたという報道が出て、株価が急落したのです……。

最初は1400円くらいだった株価が、最終的には900円くらいまで下落。「含み損」を薄めようと、株価が下がるたびに買い増し(ナンピン買い)を進めました。

買い増しを進めるとついに投資元本がなくなり、妻との約束である「上限100万円」を越えて、内緒で250万円までつぎ込んでしまいました。幸い2003年6月、りそな銀行への公的資金が注入されたことをきっかけに、日経平均株価は大底を打ち、反発。

サイゼリヤ株も株価が戻り始め、なんとか「損切り」して250万円を取り返すことができました。いまでは2億円貯められた私ですが、株式投資は最初から波乱含みで、失敗からのスタートだったのです。