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マーケティングの新常識!「ググラビリティ」ってご存じですか?

ネーミングの工夫で、知名度は爆上がり

ググラビリティとは何なのか?

7月29日、タクシーアプリ「JapanTaxi」と「MOV」が統合され、新たなタクシーアプリ「GO(ゴー)」が2020年9月にリリースされるという発表がありました。それに対して、SNSで「ググラビリティという概念を知らないのか」というコメントが見られました。

ググラビリティという言葉をご存知でしょうか。グーグル「Google」とアビリティ「ability」(できること・能力)が合わさった造語で、「googleability」と書きます。インターネット上に存在する情報に対して「Googleで検索したときどれだけ上位に表示されるか」を表す言葉として使われています。

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ためしにGoogleで「GO」と検索してみてください。1ページ目には同名の会社や英和辞書のほか、「GO TOトラベルキャンペーン」や「ポケモンGO」が出てきて、タクシーアプリはなかなか登場しません。

検索結果がこのようになるのは、Googleが「GOといえばこれ」と判断するときに、英単語の「go」や「GO TO キャンペーン」が上位にくるからです。単語自体があまりにもありふれているため、アプリ名である固有名詞の「GO」として判断されにくくなっています。このアプリ名は、ググラビリティが低いと言わざるを得ません。

ググラビリティを上げる意味

何かの言葉がGoogleで検索されたときに、結果の上位に出てくることには、非常に大きな価値があります。SISTRIX社が公開した2020年7月の検索順位別クリック率では、検索結果で1番上に出たページのクリック率が28.5%だったのに対して、上から10番目のページはわずか2.5%という結果が出ています(https://seolaboratory.jp/29132/)。