8月23日 二十四節気の処暑の日(2020年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

2020年の今日8月23日は、二十四節気のひとつ、処暑にあたる日です。

 

暑さが和らぐ時期とされる処暑ですが、最近はそうもいかないようです。

二十四節気とは、一年をその気候から24の時期に分割した古代中国の暦の一種です。太陽暦ではなく旧暦の日付をもとに決まるため、その始まりの時期には毎年、多少のずれが発生します。「立秋を過ぎたら残暑見舞いを贈る」など、二十四節気を基準とする日本の風習も数多く残っています。

処暑は、例年暑さがおさまる時期だとされてきました。しかし、8月下旬から9月にかけての平均気温は地球温暖化の影響もあって年々上昇を続けています。今年は9月になっても残暑が続き、平年に比べて気温が高くなる見込みだと言われています。

この気温上昇の原因になるのが、南米・ペルー沖で起こるラニーニャ現象です。ラニーニャ現象とは、太平洋の日付変更線付近からペルー沖までの海域の水温が低くなる現象で、これにより日本では秋の初め頃まで気温が暑く、冬は反対に寒くなります。気象庁によれば、今年はラニーニャ現象が発生する可能性が高いとのことです。

毎年、日本では5万人の熱中症患者が発生しています(5月から9月)。処暑を迎えても油断することなく、こまめに水分補給をするよう心がけましょう。

水分補給で厳しい残暑を乗り越えましょう Photo by Getty Images