過去15年間の徹底的なデータ分析で見えてきた… photo/gettyimages

日本株「3ヵ月予報」で判明…8月から仕込んでめちゃ儲かる「凄い銘柄」全実名!

2020年後半戦の相場の「勝ち方」

日本株「3ヵ月予報」、徹底的にデータ分析したら…

とてつもなく暑い日が継続しているが、暦の上では立秋を過ぎ、もう秋だ。新型コロナ第二波による外出の自粛によって、季節を感じないまま日々が経過しているため気づきにくいが、閑散とした8月のお盆を過ぎれば9月までもう少しと考えるとやや戸惑いを覚える。そして、その次は早くも年末になるので、2020年の株式相場もそろそろ終盤戦といったところだろうか。

とはいえ、一応まだ今年も4ヵ月強は残されているので、ここから年末までのラストスパートとして、投資スタイルをどのように採るべきかを数字で考えたいと思う。その名も「クオンツが送る3ヵ月予報」と題して、月別のファクターの季節性アノマリー(原因・理由はよく分からないが特定の時期に偏って効果が認められる現象)を観察し、アイデアに落とし込むのが目的だ。

さて、株式市場にはたくさんの季節性アノマリーがある。投資家の間で昔から有名な季節性アノマリーとしては、1月には株価のリターン・リバーサル(逆張り)が起こりやすい、8月の株式相場は弱い、12月は強い、といったあたりか。直感としては、近年の傾向からして12月の相場が強いことはあまり肌感覚に合わないが、1月はたしかに逆張りの傾向が強い印象があるし、8月は「魔の8月」と呼ばれるくらいに相場が軟調になることで知られている。

 

モノは試しで実際に検証してみると、ラリー相場と市場のクラッシュを2回ずつ(前者は2008年リーマンショックと2020年コロナショック、後者は2005年小泉ラリーと2013年アベノミクスラリー)含むように過去15年程度のサンプルで結果を平均した場合、1月のリバーサル効果はプラス、8月の日経平均はマイナスのリターンとなり、ともに仮説で意図している方向へと出ていることがわかる(図表1)。

図:1月・8月アノマリー効果(過去15年)
1月・8月アノマリー効果(過去15年) 出所:Datastream
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また、同アノマリー効果の生起確率で見ても、いわゆるチャンス・レベル(偶然)である50%を超え、想定通りの動きとなっている。