8月18日 ソ連の探査機「ルナ24号」月面着陸(1976年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1976年の今日、ソ連の月面探査機「ルナ24号」が月面に着陸しました。

 

ソ連最後の月面探査であると同時に、20世紀最後の月面探査でもありました。

1950年代後半から1970年代まで、ソ連とアメリカは熾烈な月面探査競争を繰り広げていました。1959年にはソ連の月面探査機「ルナ2号」が月面に衝突し、その7年後には「ルナ9号」が月面への軟着陸に成功するなど、無人探査機の分野ではソ連が先行していました。

ところが、アメリカのケネディ大統領は1961年に月面の有人探査計画をぶち上げ、10年以内に人類を月へ送ってみせると豪語します。果たしてその目標は「アポロ11号」の月面着陸によって実現し、ソ連はアメリカに大きく水をあけられてしまいました。

1976年に打ち上げられた「ルナ24号」は月の土170グラムを回収し、着陸から4日後に地球に帰還しました。「ルナ24号」を最後にルナ計画は終了し、ソ連は金星探査と宇宙ステーションの建設に、アメリカは火星探査に本腰を入れるようになりました。

ルナ24号から月の土を回収する技術者 Photo by Getty Images

その後、人類の月面探査の歴史は、2003年に中国が月面探査機「嫦娥3号」を打ち上げるまで37年間も空白となりました。