都内を中心に増え続けている日本茶専門店。従来の格式高い日本茶のイメージとは違って、どの店も立ち寄りやすい雰囲気が魅力です。日本茶好きの女優・佐久間由衣さんとともに、個性の光るオススメ店を巡ります。

佐久間由衣(さくま・ゆい)
1995年神奈川県生まれ。数々のドラマや映画に出演。2019年映画『“隠れビッチ”やってました。』に初主演、2021年には主演映画第二弾『君は永遠にそいつらより若い』が公開予定。

SAKUU 茶空

新複合施設に誕生した心癒される茶食堂

佐久間さんが注文したのは、あたたかい煎茶とともに、茶ちりめんむすびとほうじ茶いなり、浅漬けがついたセット¥750(税込)。おむすびは茶葉を使った素朴な味わいで、お茶との相性も抜群だという。

渋谷駅と原宿駅のちょうど中間、緑豊かな敷地内に、今年2月末にオープンしたばかり。

若い人たちに急須でお茶を淹れる日常を提案するというコンセプトのもと、フードトラックや、ギャラリー&イベントスペースを併設したミニマルな複合施設「JINNAN HOUSE」内に誕生した。

フードトラックではカレー研究家・水野仁輔さん考案のチキンカレーや、代官山のサンドイッチ店「BUY ME STAND」のサンドイッチを扱い、敷地内のテラスで食べられる。
茶室をイメージした離れではお茶に関する様々なイベントを行う。
1煎目は氷、2煎目は水、3~4煎目は湯で淹れる、天竜氷出し四煎¥750(税込)。温度による茶葉の味の変化をじっくり楽しむことができる。
カウンターでは店員さんと会話しながら、お茶の淹れ方を見ることができる。珍しい急須の蓋置きは、作家にオーダーした特注品。

静岡県産の天竜という品種は、温度の異なる2種類の淹れ方で提供することで、同品種でも違った味わいやうまみが堪能できる。

天竜氷出し四煎の1煎目をいただいた佐久間さん。「苦みのいっさいない、凝縮されたうまみにびっくり。想像を裏切られました!」
低温の湯でじっくりと淹れる天竜スタンダード三煎¥650(税込)は、あたたかい煎茶を3煎いただける。味わいの変化を楽しもう。

今後は日本茶を使ったアルコール類の提供も計画中なのだそう。

予約が取れないことでも話題の茶寮「菓子屋ここのつ」のここのつ的苺餅¥500(税込、手前)と、SAKUU 茶空オリジナルのひと口ほうじ茶テリーヌ¥380(税込、奥)。

店内はホテルのブランディングなども手がける福田春美さんがプロデュースし、若者も気軽に立ち寄れるお洒落な内装に。お茶の持つ多面性を通し、人々の日常に寄り添う空間を目指している。

東京都渋谷区神南1-2-5
営業時間:11:30~22:00、日~19:00
定休日:なし
https://jinnan.house
※現在の営業状況は公式情報をご確認ください。