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任天堂「あつ森」大ヒットでわかった、心に刺さる“ある欲求”の正体

コロナ禍で不足していたモノとは?
渡邉 卓也 プロフィール

基本プレイ無料になると、ゲーム会社が稼ぐ手段は広告かガチャのようなシステムになる。ガチャはそれこそ回すだけでも盛り上がるようなシステムで、瞬発的な興奮を呼び込むような作りといえる。

もちろん詳しいゲーム内容は作品によるのだが、やはりスマートフォンで遊んで楽しく、遊びやすい内容になるのは間違いないだろう。

一口にゲームといっても、マネタイズの方法や環境によってプレイヤーに何を楽しませるかが変わってくるのだ。

そんな最中、新型コロナウイルスの影響で家にこもる人たちが増えた。すると、腰を据えて楽しむ娯楽の需要が強まり、求めるものが変化した。これにより、じっくりと時間をかけて遊ぶタイプの作品が多い家庭用ゲーム機が再び注目される状況になったのだろう。

「あつ森」の“トンデモナイ”数字

任天堂が大きな利益を出した理由に巣ごもり需要があるのは間違いないだろうが、それにしても飛び抜けた結果を出している。その原因はやはり、『あつまれ どうぶつの森』だ。

画像は任天堂「2021年3⽉期第1四半期 決算説明資料」より引用
 

もはや説明不要なほど『あつまれ どうぶつの森』は人気がある。世界累計販売本数は2240万本を突破しており、世界的ヒットを記録した前作の約2倍にもあたる。大ヒットという言葉では表せないレベルで、しかも今後も売れ続けるタイプの商品だ。

任天堂の2020年4~6月期ソフトウェアの販売本数は、前年同期⽐123.0%増の5043万本。ミリオンを越えたソフトは9本あり、『マリオカート8 デラックス』が197万本、『世界のアソビ大全51』が103万本を記録。そのなかで『あつまれ どうぶつの森』は同期のみで1063万本を達成しており、同社ミリオンセラータイトルのなかでも10倍近い牽引力を持っている。

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