11年間フジテレビに在籍し、『ニュースJAPAN』などの報道番組に出演していたアナウンサーの大島由香里さん。2年半前にフリーになり、活動の幅を広げる彼女が、8月7日発売の『週刊現代 8月8・15日合併号』で初めての本格グラビアに挑戦している。
「新しい私を発見して欲しい」と話す彼女の真意を聞いた。
――はじめてのグラビア撮影を終えて。
テレビカメラの前に立つのとはまったく違う緊張がありました。動画とは違い、グラビアのように一瞬一瞬を切り抜く撮影は未経験だったので、すごく難しかったです。
フジテレビ時代に出演していた報道番組では、自分の感情をできるだけ顔に出さずにニュースを読むことがアナウンサーとしての務めで、今回のグラビアのように表情を変えることはあまりなかったので、ずっと探り探りでしたね。
――今回、なぜグラビアに挑戦しようと思ったのでしょうか。
グラビアのお話をいただいた時には、「仮に私がやったとして、誰か興味のある方がいるのだろうか?」と悩みました。
ただ、これまで写真集を出したり、グラビアを経験したことがある共演者の方たちから、「私はあのとき(若い頃)に撮っておいて良かったと思っている」という話を聞いていて、私も仕事とは関係なく、自分のために自分の記録として、写真を残しておくことには関心があったんです。
それから自分を記録することに対してとくに能動的に動かずに、この年齢(36歳)になってしまったのですが、その思いが消えないタイミングでグラビアのお仕事のご依頼をいただき、ちょうどいい機会だなと思いました。「『いまの自分』が一番若い! やってみよう!」と。
私のグラビアに需要があるとかないとかではなく、自分のために残そうと思ったのが、今回、挑戦したいちばん大きな理由かなと思います。