Twitterには動物園の動物たちの写真を掲載しているアカウントがいくつかありますが、そうしたアカウントのツイートは、つぶやきの喧騒のなかで一時の癒しを与えてくれます。
今回は、そんな動物写真アカウントのなかでも、ユーモラスなかわいさが溢れる写真と、動物への深い愛情が伝わってくるポエムのようなツイートで人気の都築英哲さん(@tsuzukiani)の写真の中から、「よこはま動物園ズーラシア」のセスジキノボリカンガルーのかわいすぎる瞬間を紹介します!
ズーラシアで暮らすセスジキノボリカンガルー、タニ。
— 都築英哲 (@tsuzukiani) August 4, 2020
おやつの合間に毛づくろいしてこんな顔。
次に貰ったニンジン輪切り、貰うときはこんな顔。
あと一月くらいで来園してくれてから7年。
もうそんなになるんだなとふと思うけど、会えばいつでもときめく心。
何かあれば心配で。 pic.twitter.com/vMsy0fbeK3
「泣き真似」みたいなポーズの理由
セスジキノボリカンガルーは、木に登って暮らすカンガルーで、背中に二本の線があることから「セスジ」という名前がついています。セスジキノボリカンガルーがいるのは国内でもズーラシアだけで、現在、タニ(メス)とモアラ(オス)の2匹が飼育されています。
二匹の中でも、都築さんが「泣き真似ポーズ」をよく目撃するのがタニちゃんなのだそう。
「泣き真似のようなポーズは、実は『反芻』(※)なんです。牛や羊のような反芻動物とは体のつくりが違うので、胃の中の食べ物を無理やり口の中に戻している、と飼育員様から聞きました。反芻は食後必ずするわけではないので、目撃できたらラッキー、というくらい稀な行動なんです」(都築さん、以下同)
食べ物を戻しているとはいえ、顔を手で覆いながら必死にがんばっている姿にキュンとしてしまいますよね。
※一度飲み込んだ食べ物を口の中に戻して咀嚼して、もう一度飲み込むこと。