8月11日 気象衛星「ひまわり2号」打ち上げ(1981年)

科学 今日はこんな日

地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今日も "サイエンス365days" のコーナーをお届けします。

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

1981年の今日、気象衛星「ひまわり2号」が宇宙開発事業団(NASDA、現・JAXA)によって打ち上げられました。

 

ひまわり1号の打ち上げから4年後のことでした。

人工衛星を使った気象観測の歴史は1960年代までさかのぼります。世界気象機関(WMO)は5つの静止衛星(地球の自転と同じ速度で公転する人工衛星)を利用して気象観測を行う計画を提唱し、そのうちの1機の開発を日本に要請しました。これを受け、1977年に日本初の気象衛星「ひまわり1号」が打ち上げられました。

ひまわり1号の製造開発は、日本電気(現・NEC)を通してアメリカの電機メーカーに委託されており、その打ち上げもアメリカのケープ・カナベラル空軍基地で、アメリカのロケットを使って行われました。

それに対して4年後に打ち上げられたひまわり2号の打ち上げは、日本の種子島宇宙センターを舞台に、当時最新鋭の国産N-IIロケットに載せて行われました。ひまわり2号の開発・打ち上げは、日本の宇宙開発技術の歴史における重要な一歩でした。

ひまわり2号は時に1号とバトンタッチしながら、1984年まで3年間の気象観測任務を全うしました。

種子島宇宙センターからは多くのロケットが巣立っていく Photo by Getty Images