原発賠償金で9億円を騙し取った「わるいやつら」の正体

謎の女将が暗躍
週刊現代 プロフィール

東京電力福島第一原発事故の賠償金は、総額約9兆3917億円にのぼる。その天文学的な賠償金の一部を、巧妙な詐欺によって騙し取った「わるいやつら」がいた。

約9億3000万円ものカネを不正受給したとして摘発されたのが、郡山市にあった健康ランド「東洋健康センター」のグループだ。

'19年2月、元社長の金孝尚被告と、詐欺に協力したとみられる村田博志が逮捕された。続いて5月と8月に、経理の大橋勝彦被告など4人も起訴された。

「金たちは'12年の2月、東洋健康センターの売り上げが原発事故の影響で落ち込んだように装って、約2億3800万円を騙し取りました。

そこで味をしめたのか、一味は県内の約30社に不正請求を持ち掛け、賠償金の30%を手数料として受け取っていたのです」(地方紙記者)