写真/講談社写真資料室

【平成芸能史プレイバック】「ミニにタコ」「若人あきら失踪」…あの怪事件を振り返る

いまだ不可解で謎が残る…

平成の時代。恋愛発覚に破局に離婚に不倫に非合法薬物に金銭トラブルに……と、さまざまなスキャンダルがちまたを賑わせたが、なかでも真相やその原因がスッキリとしなくて、いまだモヤモヤ感がただよう報道も、いくつかある。今日は「ミステリアス」という意味で、我々に漠然としたインパクトを与えた事件にスポットを当ててみたい。

「ミニにタコ」は周囲の“上の人たち”と一緒に考えたギャグだった?

まずは、タレント・田代まさしがしでかしてしまった、あの事件。「あの事件って、どの事件?」と、素朴な疑問をぶつけたくなる御仁もいるだろう。が、ここでは、もう何度“御用”になったかも数えきれない違法薬物系ではなく、「ミニにタコ」事件について、おもに論じよう。

2000年の10月、都内で女性のスカートの中を盗撮したとして書類送検された田代氏。直後に行われた会見で「『ミニ(スカート)にタコができる』というタイトルのギャグ映像をつくろうとしていた」とコメントしたのは、今でも伝説(?)として語り継がれる有名な武勇伝(?)である。

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この言い訳としてはあまりに苦しい、しかもジョークとしてもさほど面白くない弁明に、お茶の間では老若男女問わずの脳内から「?」マークの嵐が……。ちなみに、田代氏は2018年、AbemaTVの『スピードワゴンの月曜The NIGHT』に出演した際、同事件についての真相を以下のように明かしている。

「(盗撮は)事実だったから、普通に謝ろうと思っていた。そしたら“上の人たち”がみんな集まって『ギャグで逃げちゃおう』という話になったんだよ。(中略)『絶対ヤバいです』って言ったんだよ、オレは。でも、なにかギャグはないかと言われて『ミニにタコなんてどうですか』って言ったら、『いいねそれ』とか言っていて…」

コンプライアンスもクソもない、ダメな大人たちがギョーカイを牛耳っていた“のどかな時代”だった……ってことか? 

さて。それからの田代氏だが、翌年の2001年には、近所の男性宅風呂を覗いたとして、軽犯罪法違反容疑で逮捕。さらには自宅から覚せい剤も発見され、覚醒剤取締法違反容疑で再逮捕……etc.と、20年近く忘れたころに計ったかのようなタイミングで“お騒がせ”を繰り返すことに。もはや、なにが最初でなにが次だかが判別困難なくらいの波瀾万丈ぶりであるが、おおまかな時系列としては、こんな感じであった。真の更正を心から願いたい。