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コロナ危機後も中国人がコウモリやヘビなど野生動物を食べ続ける理由

じか箸文化もなかなか変わらない

コロナで中国人の食習慣は変わるか

「野生動物を食べるのは野蛮だって? 動物の内臓には特殊な栄養要素があるのを知らないのかい?」

「豚の内臓や手や足を食べずに捨てる? 冗談はやめてくれ。俺たちは外国人じゃないんだ!」

「野生動物を食べる理由? 美味いからに決まっているじゃないか」

「会食禁止、大皿料理から個別盛り、じか箸ダメで取り箸使え? 食事は腹を満たすものだけじゃないはずだ!」

「取り箸使うなんて、他人行儀だね」

中国では、千年以上続いた習慣を変えるか否かの瀬戸際に立たされている。なかでも生活の基本である食習慣は、コロナ禍のもと、どこまで変化させられるのだろう。

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生きたまま売られる食用動物

中国で疫病が発生すると、必ず問題にされるのが、生鮮食料品市場と、そこで売られる野生動物だ。

思い返せば2003年、SARS(重症急性呼吸器症候群)は、広東省の生鮮市場から広まったとされている。その後の研究で、ウイルスを持ったコウモリを食したハクビシンが感染源とも言われている。