提供:桃谷順天館

創業者の妻を想う気持ちから美顔水が生まれ、企業の歴史がはじまりました。その想いを今も大切にしながら、商品を生み出し時代を彩り続けています。長きにわたり人々に愛される秘密は、その信念にありました。

歴史ある企業が推進する、
ニューノーマル時代の働き方とは。

桃谷順天館の研究所は、大正時代に開設され化粧品専門の研究所としては日本最古と言われている。今ではそれぞれの目的に応じた6つの研究所を持ち、化粧品の開発はもちろん、サプリメントやフードなど化粧品の分野に限らない美と健康領域での研究開発に取り組んでいる。産官学共同、スタートアップとのコラボレーションなども積極的に行い、中長期的なテーマで研究を行う最先端の研究所も持つ。

桃谷順天館の源流は、慶長時代から続く薬種商で400年以上の歴史を持つ。しかし現在の桃谷順天館は歴史ある企業というイメージからは、大きくかけ離れていた。

本社ビルに入ると開放的なエントランスが広がり、心地よい香りが漂う。調香師がその時々でテーマを設定し定期的に香りを変えているそうだ。化粧品開発は五感が大切だということで、随所に五感を刺激する工夫が見られる。

各フロアによってワークスペースの印象が異なり、オープンキッチンのあるカフェや、化粧品の原料にもなる緑が生い茂るガーデンテラスも併設。カフェで会議をしたり、廊下で話をしたり、社員たちが自由に仕事をしている様子が印象的だ。

もともと女性社員の比率の高い職場ではあったが、性別関係なく働きやすい環境を積極的に整えてきた。それは、ニキビに悩む妻のために美顔水を開発した創業者の想いを受け継いできたからこその働き方。身近な人の悩みを解決するという気持ちで創業し、現在は化粧品の開発はもちろん、働く社員の幸せを大切にする企業に進化している。

昨年からは17項目の働き方改革を取り入れ、多くの社員が働きやすくなったと口を揃える。2005年からはピンクリボン活動もスタート。乳がん検診を企業内検診として導入し、受診率は100%。現在は、男性社員の配偶者への検診費用を全額負担する制度も整えている。

新型コロナウイルスで緊急事態宣言が発出された際も、一番に社員の安全と感染防止を考え、以前から導入していたテレワークに全面的に切り替え、事業を継続した。子どもを預ける先がなくテレワークと育児との両立が困難で休業せざるを得なかった社員へは手当を9割支給する予定だという。

社員が幸せで意欲に満ちていたら、良い商品が生まれることは間違いない。桃谷順天館は化粧品の分野にとどまらず、さまざまな事業で社会に貢献し、これからも革新し続ける。

桃谷順天館の原点、美顔水。

パッケージは変化したが、処方は開発当時から変わっていない。日本で初めての西洋医学を取り入れた処方の化粧水として「化学遺産」に認定された。明色美顔水 薬用化粧水90ml ¥880[医薬部外品]

美顔水の誕生は1885年に遡る。桃谷順天館の創業者である桃谷政次郎が、ニキビに悩む妻・コウのために開発したものだった。政次郎は、当時まだ馴染みのなかった西洋医学を取り入れ、美顔水を開発。それを使ったコウの肌はみるみる良くなり、近所でも評判となったことから発売することになった。人の悩みを解決したいという想いから、美顔水は生まれ、親子3代で使っている人もいるほど世代を超えて愛されている。

リペア&バランスシリーズ。(左から)マイルドトナー195ml ¥1540、マイルドローション195ml ¥1540、マイルドクリーム45g ¥1540、スキンケアUVベース40g ¥1540、スキンケアパウダー¥1540

今でも政次郎の想いは受け継がれ、その開発姿勢を反映した新商品も多数登場している。今年発売されたリペア&バランスもそのひとつ。季節ごとにコンディションが異なる“ゆらぎ肌”に着目。精油の香りでリラックスしながら、スキンケアができる。

社員が幸せであることを重視する社風。

意見を出し合い会議をする様子。2016年に建設された本社オフィスは、感性を刺激するような仕掛けがあちこちに。カフェや、ガーデンテラスで仕事をする人もおり、自由な空気が流れている。

創業からの理念を全うするには、働く社員がまず幸せでなければならない。もともと女性社員の割合、幹部への登用も多く女性の管理職の割合が47.5%と国内の他の企業と比べても高い。

出産や子育てなどライフステージが変化しても、働きやすく成果を出しやすい環境にできるよう働き方改革を推進。連続5日休暇制度や、時間単位の有給休暇取得制度など17項目に加え、不妊治療やPMSに対応した休暇を導入するなど、次々と制度改革に取り組んでいる。

桃谷順天館が考える、美しさとは。

5代目の桃谷誠一郎社長(左から2番目)。1996年に社長に就任して以来、社員が働きやすい環境をつくってきた。社員とのコミュニケーションも大切にしている。

多様性が大切にされる現代、美の基準もひとつではないと桃谷順天館は考える。美しさは人それぞれであり、画一的なものではないのだ。美しさとは外側だけではなく、内面からあふれるもの。外側を整えるだけではなく、健康な体づくりも必要不可欠。

研究は化粧品にとどまらず、体のなかから美しさをつくるサプリメントの開発や細菌研究など健康分野へも広がっている。100年先の未来を見据え、人々の美と健康を応援し、悩みを解決するために様々な事業を展開する。


【お問い合わせ】
桃谷順天館
☎0120-12-4680


提供:桃谷順天館

●情報は、FRaU2020年8月号発売時点のものです。
Photo:Masanori Kaneshita Text & Edit:Saki Miyahara