イ・ボミが今季初めてトップ10入りした。
韓国女子ゴルフツアー「済州サムダスマスターズ」(7月30~8月2日)で、イ・ボミは初日「69」、二日目「67」、3日目「69」、最終日「70」の通算13アンダーの9位タイでフィニッシュした。
いつものスマイルが戻ってきたばかりか、夏らしく大胆に肩を出したノースリーブのウェアも披露。日本では中々見られない真新しいウェアも目を引いた。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、世界のゴルフツアーが中止・延期となるなか、5月から再開した韓国女子ツアー。日本ツアーの再開がいつになるか分からない状況の中、イ・ボミは一旦、帰国を決めた。
昨年末に結婚した俳優のイ・ワン氏との新婚生活を楽しみつつ、韓国ツアーに参戦しているが、ここまで好調とは言えなかったなかで、今季7試合目にしてトップ10入りを決めた。
好調の要因としてあげられるのは、韓国のコースに対する慣れがあると思われる。
以前、韓国ツアーに参戦しているイ・ボミに話を聞いたところ「どうしても日本のコースに慣れている部分が大きいので、韓国ツアーでスコアを出すのはそう簡単なことではありません」と語っていた。
2011年から参戦している日本ツアーのゴルフ場を熟知している一方、イ・ボミにとって韓国ツアーは慣れない場所といえる。
日本と韓国では芝質の違いがあり、初めてプレーするコースではマネジメントも簡単にはいかない。そんな中での9位タイは、今後につながる結果だったに違いない。