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# アメリカ # 新型コロナウイルス

「世界一セクシーな下着ショー」親会社、いつの間にか破綻寸前に陥っていた…!

新型コロナの影響が追い打ちに

「#MeToo」運動を機に、翳りが…

米国の有名下着ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA'S SECRET)」が今、存続の危機に瀕している。

ヴィクトリアズ・シークレットといえば、同社のミューズ(広告塔)を担う“エンジェル”と呼ばれるセクシーなスーパーモデルたちが一堂に会するショーが有名だ。

これまで、日本のCMにも出演し、お馴染みとなったミランダ・カーをはじめ、「世界で最も稼ぐモデル」と呼ばれたケンダル・ジェンナーらを輩出してきた歴史がある。

ファッション業界においては「モデルの登竜門」の1つと数えられた同ショー。その影響力に、エンタメ業界も注目し、レディ・ガガやテイラー・スウィフトといった世界的アーティストも出演するなど、米国を代表するイベントにもなっていた。

ミランダ・カー(Photo by GettyImages)
 

ピーク時には世界に直営店を1000点以上展開し、年間売上高は日本円にして約9000億円にものぼった同ブランド。2014年には待望の日本上陸を果たし、1号店を羽田空港、2号店を関西国際空港に出店し、その際には国内メディアでも大々的に取り上げられるほどだった。

まさに下着ブランドとして一大カルチャーを築き上げたヴィクトリアズ・シークレット。だが2019年、その勢いに翳りが現れ始める。

予兆となったのは、2010年代半ば、世界的な「#MeToo」運動の盛り上がりだ。多様性が尊重される現代において、「セクシーさを前面に押し出すショーは時代遅れだ」といった批判が相次いだのである。