口コミが413%増!次に来るグルメは「ごぼう天うどん」で決まり

新しいキーワードは「食感の味変」
高橋 洋太 プロフィール

丼ぶりからはみ出している…!

ごぼう天うどんといえば、博多や北九州を中心に、福岡県人のソウルフードだ。実際、投稿者の多くが、福岡の店舗での口コミをあげている。「Food Data Bank」では、どの地域から口コミが投稿されたかも分析できるが、福岡を中心に九州がほとんどだ。福岡グルメといえば「博多ラーメン」が鉄板だったが、トレンドは変化しているらしい。

ただ、後述するように、これが福岡のローカルブームに止まらず、東京を皮切りに全国でブームになる兆しが、少しずつ見えている。

福岡の「ごぼ天(ごぼう天)」というと、丼ぶりからはみ出すほどの大きな丸い「かき揚げ」だ。この見た目のインパクトにより、思わず写真を撮りたくなってしまうのも、SNSや口コミサイトで人気が加速した理由のひとつだろう。

渦巻状に丼ぶりを埋め尽くすごぼう天
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中でも、渦を巻くようにして、丼ぶりの縁に腰掛けている「ごぼう天」が多い。このごぼう天うどんを提供するのが、福岡の地元民に愛される人気店「大地のうどん」だ。人気の秘訣は、この独特の見た目だけなのか。

気になった筆者は「大地のうどん」の広報担当者に、実際に話を聞いた。

「大地のうどん」は、2005年に福岡市西区の住宅地で創業。ごぼう天うどん専門店にした理由を尋ねると、

「福岡では、どのうどん屋でも、ごぼう天うどんが一番人気。そのごぼう天うどんで勝負する店にしたかったんです」

たしかに、24時間営業で福岡にローカル展開する「ウエスト」も、人気上位はごぼう天うどんが譲らないという。大地のうどんも、もともとは普通の見た目のごぼう天うどんを出していたが、お客さんが来店してから麺を切り、天ぷらを揚げ、できたてを提供するなど、試行錯誤を繰り返して今の形に到達した。