文在寅が「元凶」… 韓国「安倍首相像」騒動のウラで起きているヤバい現実

日韓関係は一層悪くなる
武藤 正敏 プロフィール

金大中氏は、大統領として日本の謝罪を受け入れ、未来志向的な関係構築にまい進した。

しかし、こうしたことは長くは続かなかった。その後の盧武鉉大統領は歴史にこだわる大統領であった。韓国は再び歴史問題を持ち出し、謝罪と反省を求めてきた。

歴史問題にこだわる大統領は、日本の真摯な謝罪を受け入れるよりも、慰安婦団体などの国内の意見に振り回され、日本への謝罪要求をむしかえす。こうした国内の団体は日本の反省や謝罪を受け入れるよりも、それを政治的に利用しようとしており、こうした意見に振り回される限り、日韓の和解は永久にないであろう。日本は韓国の政治団体に歩み寄ることはない。

 

韓国は「日本に対しては何をしてもいい」という誤解

菅義偉官房長官は7月28日の記者会見で、この像の設置について「そのようなことは国際儀礼上許されない。仮に報道が事実であれば日韓関係に決定的な影響を与えることになる」と不快感を表明した。

これに対し、韓国の外交部は、「外国の指導者に対して国際儀礼を考慮することは必要であるが、報道内容はいろいろあり確認が必要である」と述べた。要するに土下座像を肯定したわけではないが、何もしないとの逃げ口上である。

いかに民間の施設内とは言え、このような像が国際儀礼上不適切だという点を関係者に強く伝えることくらいはすべきであろう。文在寅政権は自分たちに都合が悪くなると逃げ回るのが特徴である。特に日本を非難する人に対して是正を促すことはしない。