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神戸山口組の「解体的分裂」が止まらない…いよいよ「山口組三国志」再燃へ

山健組再編と対六代目抵抗勢力の結合

神戸山口組最高顧問離脱の深層

神戸山口組の最高顧問・池田孝志池田組(岡山)組長が7月27日、神戸山口組を訪ね、執行部に正式に離脱を伝えた。

その内容は、

(1)今後、わしは一本(独立系組織)で行く
(2)わしは織田絆誠会長(絆會)と組む
(3)いかなる処分も受ける用意がある

だったという。

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池田組長の神戸山口組離脱はただちに絆會に伝えられた。

翌28日、絆會は口頭でだが、末端に至るまでの伝達事項として、次のように伝えたらしい。

〈昨日(27日)池田組は神戸山口組から離脱した。池田組長はその際、上記の3項目を伝えた(略)。3年前、神戸山口組の組員が織田絆誠会長の車列を襲撃し、警衛役の楠本勇浩組員を射殺したが、事件直後、池田組長は井上邦雄神戸山口組組長にこう諫言した。

「撃つべき敵がちがう。われわれの敵は六代目山口組であって、任侠山口組(現、絆會)ではない。こういうわけのわからんことをするようでは、わしは舎弟頭を降りざるを得ない」

池田組長は実際に神戸山口組の舎弟頭を降りてしまった。神戸山口組内の意見不統一を世間に印象づけるから、井上組長は世間体を取り繕うため池田組長に「せめて最高顧問に座ってほしい」と頼み込んだ。

このとき以来、池田組長と絆會は同じ気持ちでいる。池田組長は3年たっても自分の意見を変えずにいてくれた。絆會の会員は重く池田組長の言葉を噛みしめてほしい。今後、絆會と池田組は一心同体だ〉