ようこそ「へそワールド」へ!女子大生が最も気にするのはへその●●

あなたの知らない「へそ学」の世界(1)
岡田 忠雄 プロフィール

二つ目は、へそ自らが垢を集めることができる機能です。へそ周りの毛のこすれによって糸くずの繊維の「けば」が発生し、垢などと一緒に毛に沿ってへそに運ばれ、ある研究者自身のへそに溜まった固まり503点を調べたところ、糸くずや垢、脂、汗、埃からなっていることが分かったのです。

凄いことに、オーストラリアのグラハム・バーカーが自分のへそから集めた糸くずコレクションがギネス記録として認定され、26年間で集めた糸くずは22.1g。ビン3つに入れられており、彼の公式サイト「GRAHAM'S PADDOCK」ではそのものを見ることができますよ。

三つ目は、体温測定ができる新たな部位としてへそが使用できる機能です。へそには筋肉がなく、よりお腹の内部に近いので、へそ自体に体温計を当てて的確に深部体温を測定しようとするものです。

株式会社HERBIO(東京都渋谷区)は、へその周りで深部体温を計測するウェアラブルセンサー「Picot(ピコット)」の開発と研究を進めています。

成人男性10名が、Picotをへそに装着した状態で10日間実証実験を受け、日勤・夜勤のシフト勤務を含む通常業務に従事する間、深部体温計測を行いました。

日勤ではへそ部周辺温度は勤務が終了する18時頃にかけて上昇傾向、夜勤では同じ業務内容であるにもかかわらず、勤務が終了する早朝6時頃にかけて、へそ部周辺温度は、日内変動に従って低下する傾向にありました。

業務内容が日夜同様の場合でも、働き方や休憩の取り方などには日夜異なった工夫が必要なことがわかり、今後は、熱中症リスクを検知することも期待されているとのことです(2020年4月1日、https://media.dglab.com/2020/04/01-picot-01

秘すれば花なり、知られざるへその機能ですね。

未来の「AIへそワールド」とは?

そのへそが美しいかどうかの判断には、どうしても個々人の主観的価値が入り込みます。

そこで、へその美しさを客観的に定量化し数値で表示し、それを人工知能(AI)が評価する、そんな近未来がやってくるかもしれません。

今年の5月3日に、TBS系のバラエティ番組『林先生の初耳学!』で2万人の顔のデータを学習したAIのDeeplooksが、今旬女性タレントである井口綾子、ダレノガレ明美、山之内すず、ゆきぽよの4人の美人度を判定し、ランキング形式で発表しました(5点満点で女性は 4.0以上なら美人)。

結果は、1位はダレノガレ明美で美人度4.5、2位は美人度4.2の同点で、山之内すずと井口綾子、4位はゆきぽよで美人度4.1でした。

顔の美しさの要因として、両目の間隔、鼻と口の位置関係、瞳の大きさなどの美しいとされる要因を抽出して点数化しているそうです。

一方、へその美しさとして、へその大きさ、陥凹程度、色調、へそゴマの有無などの要因を抽出し、へそ画像を数万単位で点数づけて、ディープラーニングを用いて機械学習させ、総合的に美しいといえるモデルを作り、へその美しさを自動点数化してAI診断、そんな近未来がやってくるとしたら、あなたはどう思われるでしょうか?

そういう未来もやってくると思います。なぜなら著者のアンケート結果からも、へそには美容的な美しさの基準があるので、AIが顔の美しさを評価できたと同じことが「美へそ」に対しても応用可能と考えるからです。

さて、皆さんもへそへの興味がだんだん出てきたと思います。次回の記事では「へそフェチ」「へそコンテスト」「へそオタク」などを考察しながら、さらに、へそ学を極めていくことにいたしましょう!