この店の特徴は、とにかくいろいろと濃ゆいこと。しかもカサにかかって畳み掛けてくるので、思わず「しつこい!」と言いたくなるほどの濃厚さだ。
あの黒みがかった濃厚なカレールーは当然のこととして、ド派手な外観も濃ゆい。店内では「ゴーゴーカレーゴーゴーカレー♪」と音楽が流れ、モニターからはオリジナル放送か広告がエンドレスで流れている。
ごはんのサイズは何故か飛行機のクラス表示。エコノミー(ふつう)、ビジネス(大盛)、ファースト(特盛)。さらにロースカツ、チキンカツ、ウィンナーにエビフライ。それらが全部載ったメジャーカレー。
その上には、かつて世界を席巻したココイチの1300gカレーの倍をいく総重量2.5kgのメジャーカレーワールドチャンピオンクラス。エビフライ2本、ウィンナー4本、ロースカツ、チキンカツ、ゆでたまごのトッピングに、ごはんだけで1.3kgという3人前の2550円。いや、凄まじい濃厚さである。
さらに、ゴーゴー、55にやたらこだわる。開店時間は10時55分。そこから午後5時55分まではゴーゴータイムと称する100円引きの時間だ(店舗によって違う店も)。
そして、毎月5のつく日にはトッピング無料券がもらえる。当然、あの濃厚なカレールーは55の工程を経て5時間掛けてじっくり煮込み、それを55時間寝かせて熟成させたという。