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ゴーゴーカレーの「快進撃」が止まらない、理由は“世界観”にあった…!

国内外で新店ラッシュ、そのワケは
村瀬 秀信 プロフィール

世界の強敵を相手に一発かました松井を見て、二十歳の頃に抱いた「NYで何かを為そう」という忘れかけていた熱情を思い出し、ゴーゴーカレーの旗揚げを決意。翌年5月に“東京・新宿”に“金沢カレー”の店、ゴーゴーカレーをオープン。

すると、みるみる人気となり05年には逆輸入という形で本場金沢に金沢本店を出店。その後、東京から金沢カレーブームに火が付き、店舗を拡大していく。

創業の契機となった2003年4月8日の松井秀喜のホームラン(Photo by GettyImages)
 

そして07年には本当にNYに出店。ニューヨーカーが金沢カレーに行列するインド人もびっくりの椿事を巻き起こした。

興味深いのは金沢カレーなのに、東京の新宿に1号店を出したということ。これがゴーゴーカレーが金沢カレーの“元祖”ではなく、“ブームの火付け役”である所以だ。

金沢カレーの“元祖”と呼ばれる店はいくつかあり、その歴史を遡っても諸説あるゆえに断言はできないモヤモヤがある(金沢カレーの維持向上と発展を目指して結成された「金沢カレー協会」も、3店のみの参加でモヤモヤする)。

ゴーゴーカレーはそんな金沢ではなく、遠く離れた東京で創業し、花の都に故郷の味・金沢カレーブームの火を付ける。そして、それまではイチ地方の名物の域を出なかった金沢カレーの認知度を全国区へと押し上げた。その功績は計り知れない。