ドラマ『半沢直樹』(TBS日曜劇場/夜9時~)が躍進している。第1話、第2話の視聴率は22.0%、22.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調で、2週連続Twitterトレンド世界1位を記録するなど、話題性に事欠かない。
東京中央銀行のエリートバンカーから、子会社である東京セントラル証券・営業企画部に転じた半沢直樹(堺雅人)。ドラマの目玉は銀行VS.証券会社の対立構造だ。銀行からの出向組とプロパー社員たちの深い確執が描かれている。
その筆頭といえば、東京セントラル証券営業企画部次長の諸田祥一だろう。半沢を裏切り、セントラル証券でチーフとして担当していた大型買収の情報を、東京中央銀行証券部の伊佐山部長へリーク。見返りとして、銀行へ戻る約束を伊佐山に取り付けていた。
本記事では、諸田祥一役を怪演した池田成志さんへのインタビューをお届けする。どうしても銀行に戻りたかった男の内情とは――。
――『半沢直樹』への出演が決まったときは、どのようなお気持ちでしたか?
前作は、熱い厚いアツイ、ドラマだったとの記憶がありましたし、視聴者が多かったドラマでした。
ですので、俺でいいのかしら?と臆する気持ちがありました。