暴露本にゆれるイギリス王室、その「栄光」と「スキャンダル」の歴史

過去にもあった「王冠をかけた恋」

ついにハリー夫妻の「暴露本」が発売

ハリー(ヘンリー)王子(35)とメーガン妃(39)が全面協力したと言われる伝記『Finding Freedom(自由を探して)』のオンライン版が 8月11日、全世界同時発売される。

夫妻は認定こそしていないが、執筆はメーガン妃びいきで知られる王室ジャーナリスト2名の共著で、夫妻に親しい友人らの証言をもとに、夫妻の馴れ初めや兄ウィリアム王子(38)をはじめとした王室メンバーとの確執、王室離脱に至るまでが赤裸々に描かれている。

著者によると、この本の出版は「ゆがめられた、サセックス公爵(ハリー王子)夫妻の姿を正すことが目的」だという。

ハリー王子とメーガン妃

あまりに突然だった「王室離脱」

エリザベス女王の孫にあたるハリー王子と、その妻であるメーガン妃が「王室主要メンバーの立場から退く」とInstagramで宣言したのは今年1月8日のこと。突然の発表を受け、13日にはエリザベス女王らと緊急で話し合いがもたれた。宣言からわずか10日後、バッキンガム宮殿は正式な声明を出し、エリザベス女王も「夫妻の要望を尊重し理解する」と公言した。

宣言通り3月末で公務から退き、民間人へと変わったことでプライバシーと自由な活動を手に入れた二人。最終的に希望は全面的に受け入れられたが、同時に「サセックスロイヤル」の商標権を申請していることが発覚し、「公務から退くにもかかわらず、王室ブランドを利用し利益を得ようとした」として英国内からバッシングが相次いだ。

 

のちに二人は商標登録を取り下げたものの、今後の居住地やセキュリティ費用に国民の税金が使われることが疑問視され、さかのぼって引退前のセレブパーティー、衣装代、旅行にかかった金額も取り沙汰されるようになっていた。