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あのアップルと全面戦争? 「フォートナイト」が子どもから爆発的支持を集めるワケ

もはや「プラットフォーム」の域に

世界の登録プレーヤー数が3億5000万を突破したゲーム「フォートナイト(FORTNITE)」をご存じでしょうか。「聞いたことがあるけれども、今さら人に聞くのも…」という方も多いかもしれません。

最近では、アップルのApp StoreとグーグルのGoogle Playから、同作が削除されたというニュースが大きな話題となりました。これは両ストアを使用するたびに「決済金額の30パーセントが手数料として徴収される」ことに、運営元であるエピックゲームズが反対し、独自の課金システムを導入したため。アップルとグーグルが報復としてストアからゲームを削除したのです。

ネット上では「アップルとの全面戦争だ」と持て囃されており、このゲームに対する世界からの注目の高さがうかがえます。

そんな「フォートナイト」について、未経験者の方にも分かるよう、世界中の若者が遊んでいる同作の魅力と人気の理由について紹介します。

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ソニーがポンと268億円を出資

「フォートナイト」は、米国のゲーム会社・エピックゲームズが2017年からサービスを始めたゲームです。相手を銃で撃つサバイバルゲーム……といえば、イメージしやすいでしょうか。

今年7月には、ソニーがエピック社に2億5000万ドル(約268億円)を出資すると発表しましたが、ゲーム業界でもそれだけ注目されているタイトルなのです。

ゲーム内容をもう少し具体的に説明しましょう。島を舞台に、最大100人のプレーヤーが入り乱れて戦い、勝ち残りを目指します。この手のゲームは、「バトルロイヤルゲーム」と呼ばれ、短時間で気軽に対戦できることから、ここ数年で大変な人気になりました。「PUBG(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)」や「荒野行動」なども同じジャンルとして知られています。

ゲームが始まると、空から島(2キロメートル四方)へとダイブします。どこに着地するかはプレーヤーの判断にゆだねられます。早く武器を手に入れるためライバルの多いであろう密集地に着地するか、生き残る率を高めるために建物のない森に降りるかは、戦略次第です。

島に着地すると、まずは武器(銃)を探すことが大切。ライバルの動きを気にしながら、さまざまなアイテムを集めていきます。武器を手に入れたら、先手必勝で戦うのも良し、反対に戦いを避けて、慎重に行動しても構いません。ただしずっと隠れているわけにもいきません。時間が経過すると、ダメージを受ける嵐が来て、戦うエリアが実質的に狭くなるからです。

 

このゲームのポイントは、「戦う以外の要素」もあることです。乗り物を使って移動したり、相手の攻撃を防ぐための建物を築いたり、逆に建物を壊すこともできます。

同作は、相手より上のポジションを取ると戦いが有利になります。その建物を造るには、あらかじめ木や建物などを破壊して木材やレンガ、鉄などの素材を集めておく必要があります。