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お局数人がオバサン社員を罵倒…「職場イジメ」にはどう対応すればいい?

石田衣良「大人の放課後ラジオ」
仕事、恋愛、不倫、家庭、将来…、大人になっても悩みはつきもの。そんなトラブルを抱える大人たちの赤裸々な質問に、作家・石田衣良が答える「大人の放課後ラジオ」。今回の相談者は「職場いじめ」を目撃した24歳の男性です。

上司も及び腰

早川:今日は若い男性ですね。24歳の方からいただいています。「職場のいじめ」が気になります。僕の部署は男性が少なく、「お局」といわれる人が多い職場です。そのお局さん達がオバサン社員をいじめているのがすごく気になります。

たしかにオバサン社員は要領が悪く、ミスも多いのですが、いつもニコニコして優しいので僕は好きです。ですが、その要領の悪さのために事あるごとにお局さん達から悪口を言われたり、邪険にされたりしていて、可哀想に思います。僕たち男性社員がいる間は比較的マシですが、いない時には数人に囲まれ、ワーと責められているのを何度か見かけました。

あまりに気の毒で上司に相談してみましたが、「あの人達には何も言えないんだよ」と及び腰。堂々と注意するほど人間が出来ていない僕ですが、無視し続けるのも良心が痛みます。僕にできることはありますか?

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石田:これは難しいですね。真面目で良い子なのだとは思うけれど、職場の権力構造って上司と部下がいて、ただ上の言うことを聞いて仕事が回るというような単純なものではないじゃないですか。とくに女性が多い職場では、女性間での権力関係というのもあるから。この上司の言うとおりなんですよね。正直何も言えないし、手を出せない。

オフィシャルの権力ではない「影の権力」とでも言いましょうか、その場の空気とか女性同士の権力なので…。だから、相談者がすごく真面目で何とかしてあげたい気持ちもわかるけど、表立って守ろうとすると自分も標的になってしまうかもしれません。

早川:そうですよね。