譲渡会あるある
狙った子と違う子との出会い

友森玲子さんが主宰しているボランティア団体「ランコントレ・ミグノン」には、様々な事情で保護された動物たちがたくさんいます。

前回から4回続けて、2匹の保護猫を迎えたご夫婦のお話をご紹介しています。今日はその第2回目です。

前回は、ミルクや排泄介助が必要な生まれてすぐの状態で保護された「吉太くん」「まるもんたくん」がミグノンで育っていった経緯をお伝えました。今回は2匹が2歳になって、現在の飼い主さんでもある中西さん(31歳)と出会ったときのことをお伝えします。

「ちょうど結婚2年目の頃でした。夫の仕事がとても忙しくて毎日帰宅が遅かったんですね。ひとりの時間が長くて、こんなとき猫がいたらな、って思うようになったのがきっかけでした。でも、寂しいからという安易な気持ちで飼うことはできないし、私たち夫婦できちんと飼育できるのかは、いろいろ資料などを読んで勉強しました。

そんな中で、保護猫がたくさんいることも知りました。もともとペットショップで動物を迎えることには関心がなかったので、迎えるなら保護猫でと思っていました。そんなとき、ラジオでミュージシャンの坂本美雨さんがミグノンさんが主催のイベント『いぬねこなかまフェス』の話をされていて、そこでミグノンの存在と譲渡会があることを知りました。それをきっかけに、夫婦で譲渡会に参加してみることにしたのです。

譲渡会に参加する前に、ミグノンのサイトの保護猫の中から気になる子を実は決めていました。長毛種のペルシャ猫の子がかわいいかも、なんて気持ちで譲渡会に参加したのです」(中西さん)

写真/中西さん
名前:吉太くん(上)、まるもんたくん(下)
性別:男の子
年齢:5歳(譲渡時は2歳)
性格:ジャイアン系のツンデレ(吉太くん)、ストレートな甘えん坊(まるもんたくん)
経緯:2017年11月12日正式譲渡!

猫と暮らした経験がない分、猫の飼育に関して事前にいろいろと調べて譲渡会に参加をした中西さんご夫婦。譲渡会でも、飼育に関して不安に思っていることを積極的に質問してくれました。ただ、長毛種の猫は、短毛種よりもグルーミングのケアや抜け毛シーズンのケアなど、時間をかけてケアしなくてはいけない部分が出てきます。総合的に考えると初心者は、長毛種よりも短毛種のほうがいいかもしれませんよ、とアドバイスをしました。

「確かにそうだなと思いました。たまたまサイトで見た猫がかわいいという点だけだたので、日々のケアなどのお話を伺うと、猫初心者の私たちには、短毛種のほうが暮らしやすいかもと思いました。さらに、私も仕事をしていて、家を空ける時間があるというお話をしたら、だったら1匹での飼育よりも2匹のほうが寂しくない場合もありますよ、といったお話も。初めてだとそういうことまったくわからなくて。

でも、自分たちのライフスタイルも加味して相談できて、相性が合う猫をいっしょに考えてくれる、というところがとても安心できました。

そこで、短毛種で2匹で飼育出来る子という条件で新たにどの子にするかを考えてみることにしたのです。そんな中で、目に止まったのが、吉太とまるもんたでした。でも、シェルターに1年いて、さらに預かりボランティアさんのおうちに1年いるため、知らない人に対して警戒心が強く、すぐに馴れないかも、と最初言われました。

それでは無理かな……、と言ってみたものの、夫も私も、吉太とまるもんたの、なんともいえない独特な顔立ちと雰囲気が忘れられなくて。だって、一度見ると忘れられない顔立ちでしょ、彼ら(笑)。さらに、長くミグノンで暮らしているからこそ性格がや体質など細かなこともわかっていると思って。困ったときには相談できるのでは、と思って、彼らを迎えることに決めました」

まるもんたくんはもっちり、吉太くんはシャキっと、と違いはあれど、よく似ています。写真/中西さん

次回は、中西さんご夫婦の初めての猫との暮らしについて、お話を伺います。

ミグノンの保護動物一覧はこちらに

ウサギの飼育多頭崩壊発生で「預かりさん」も募集中です

3月にウサギの飼育多頭崩壊が発覚し、友森さんの団体「ランコントレ・ミグノン」で、約70匹ものウサギを保護することになりました。それに伴い、譲渡してくれる方だけでなく、ウサギのケアをしてくれる「預かりさん」も募集しています。新たに、レスキューしたウサギもいるため、預かりさんが不足しています。預かりボランティアとウサギの飼育に関しては下記をご確認ください。

預かりボランティアって何?

うさぎの飼養に必要なものは?

上記をご確認の上、【預かりボランティア登録フォーム】からご登録をお願いします。追って、ランコントレ・ミグノンのボランティアから随時ご連絡を差し上げます。

※「預かりさん」へのお問い合わせは、上記のフォームよりご連絡ください

仕事の合間にボランティアで保護活動を行なっているため、電話での問い合わせや見学の受付を行なっておりません。順番にお返事を差し上げますので、ご用件はお問い合わせフォームよりお願いします。