自民党・二階俊博、怒りの独占インタビュー「今年、解散総選挙は…」

本誌だけに明かした「腹のうち」
週刊現代 プロフィール

総理を目指す気はないのか

その安倍政権に陰りが生じつつあるいま、二階は「ポスト安倍」をどう見据えているのか。

――石破茂元幹事長や、岸田文雄政調会長らの名が挙がっている。彼らについてどう思うか。

「そんなもの現幹事長として私が言及すべきじゃないでしょう(ギョロリとこちらを睨む)」

――では聞き方を変えるが、安倍総理に代わりうる人材はいるのか。

「人材なら自民党の中には百人といますよ。わが党は人材の宝庫です」

 

――幹事長が、実力を評価している政治家は?

「私が名前を挙げてどうするんですか(やや怒)。幹事長が『誰がいい』って、そんなこと言えないですよ。言うなら百人、言わないといけない」

何やらキレ気味……。ところが、ここで別の名前を出すと、たちまち口調が軽やかになった。

――先の東京都知事選について。小池百合子氏が圧倒的な得票で勝ったが、どう見ているか。

「それは、あれだけの実績、都政への貢献、その結果が得票数に繋がっているんじゃないですか。

366万もの票は、鉦や太鼓を鳴らしたからって獲れるもんじゃない。都民の皆さんが心から信頼し、支持してくださったからでしょう。

選挙戦術だとか、自民党の支持がどうとか、そういうことではない。総合的に、多くの都民の皆さんが、『小池さんがいい』と支持してくださった結果だと思います。それは彼女の今日までのご努力の結果でもある」

――仮に小池氏が都知事を務め上げ、国政に戻ることになったら二階派で歓迎するか。

「そんなこと本人が言っているわけじゃないでしょう。本人が言ってもいないのに、歓迎するも、しないもない」

――二階派から総理は出ていない。そろそろ二階派から総理が出てもいいと考えないか。

「それはみんな、一旦国政に参画した以上、誰もが総理を目指しているのが政治家です。口に出すか出さないかは別として、気概を持って出馬しておるわけです。わが派にも、総理大臣の候補は何人でもおります」

――幹事長自身が総理になる気はないのか。

「いやいや。私は自分を評価することを知っております。総理などそんな器ではありません。私の神経ではもたない」