お笑いコンビ、フォーリンラブのバービーさんが、日頃から抱いている疑問や違和感などを自らの言葉で綴っているFRaU web連載「本音の置き場所」(毎月1回更新)。

今回は、現在のバービーさんの人格や考え方に大きな影響を与えた「両親」についての話をお届けします。普段あまり披露することのない家族、幼少期や学生時代のエピソードと写真も必見。

2020年11月4日発売で、連載が一冊の本『本音の置き場所』にまとまりました! 加筆修正の上、バービーを生み出した料理に関するエッセイ、実際作ってみたレシピ、そしてお悩み相談も書き下ろして加えています。

家族計画の失敗だった

親に対して、この世に産んでくれてありがとう、と思ったことはない。

なぜなら、生まれてくること自体が苦しみの始まりだからだ。人生は、いかにこの生き地獄を楽しめるかのゲームだと思っている。でも、そんな風に思える人間に育ててくれたことを、私は両親にとても感謝している。

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私は4人きょうだいの末っ子で、上の兄姉とはかなり歳が離れていた。生老病死に出会い「この世は苦しみに満ち溢れている」と悶々とした出家前のブッダに、手塚治虫を通じてひどく感情移入していた中学生の頃、母親に聞いてみた。憂いに満ちた表情で、「どうして私を産んだの?」と

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本コラムは、加筆修正の上、エッセイ『本音の置き場所』に収録されています!
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