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FC東京、有観客試合「緊迫の舞台裏」…いかにしてファンを迎え入れたのか

感染拡大の東京で乗り切るために

拍手に包まれたスタジアム

Jリーグは無観客のリモートマッチから7月10日以降、入場者数5000人以下(または収容率50%以下、少ないほうを上限とする)の有観客試合に移行した。

各クラブはJリーグの「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に沿い、感染防止に最大限努めながらファン、サポーターをスタジアムに迎え入れている。

密にならない対策に始まり、ファン、サポーターには「声を出しての応援、指笛」「タオルマフラーを振る、回す」「手拍子」「ハイタッチ、肩組み」など禁止事項の順守を呼び掛けていかなければならない。

禁止事項にはあたらない「拍手」にスタジアムが包まれた印象的だった試合がある。

現在、全国のなかで感染者数が非常に多くなっている首都・東京をホームタウンに置くFC東京の有観客ホーム初戦となった7月18日の浦和レッズ戦(味の素スタジアム)である。

FC東京の有観客ホーム初戦となった7月18日の浦和レッズ戦(Photo by GettyImages)
 

クラブは有観客試合に向けていかに準備し、いかに試合当日を乗り切っていったのか。運営管理本部長を務める若林史敏さんに、リモートでインタビューした。

――私はリモートでこの試合を観戦しましたが、FC東京がいいプレーをするとスタジアムから拍手が巻き起こっていたのがとても心に残りました。これはクラブがホームページで事前に、拍手はOKだと伝えていたことも大きかったように思うのですが。

観戦ルールに関してクラブに対する問い合わせが非常に多かったです。知り合いのサポーターにも『この場合はどうしたらいいのか、とかよく聞かれる。クラブとしてきちんと整理して提示したほうがいいのでは』という声をもらって、ホームページ上でQ&A形式にして掲載することにしました