半沢、ハケン、SUITS、BG…ドラマ初回の数値データを徹底比較!

4作品すべて「続編」という共通点
鈴木 祐司 プロフィール

「番宣」も大規模だった

しかもTBSは、『半沢直樹』の主な出演者を直前1週間で多くの番組に出演させ、事実上の番宣を大量に行った。

例えば主人公役の堺雅人は、直近の1週間で9番組に出演した。放送当日は『サンデー・ジャポン』や『アッコにおまかせ!』、前日の土曜は特番の『音楽の日』や『王様のブランチ』、2日前の金曜には情報番組の『グッとラック!』や『ぴったんこカン・カンスペシャル』などにも顔を出した。露出の総量は別格に多かった。

堺雅人だけじゃない。妻役の上戸彩も5番組、主人公の敵を演ずる市川猿之助も3番組、ご存知・香川照之も4番組に動員された。

こうした分厚い番宣体制もあり、録画予約数は金土と急上昇し、当日は調査対象の5%に相当する1万5000台がロックオンした。他3ドラマに大差をつけた理由のひとつだった。

 

前評判も後押しした

ネットアンケートのパイルアップ社は、「この春に放送予定のシリーズ化されているテレビドラマの中で、最も見たいと思うもの」を1200人に聞いた。それによると、30.6%の人が『半沢直樹』を挙げ、2位『ハケンの品格』の13.0%を大きく引き離した。『BG~身辺警護人~』に至っては約6倍である。

しかも『半沢直樹』を見たいと答えた人は、女性10代と40代を除くと、男女ほとんどの世代で他3ドラマを上回った。特に男性40~60代では、半分ほどの人が投票し、他の6倍に達した。働き盛りの男たちにとって、サラリーマンの“倍返し”活劇が如何に痛快な物語と記憶されていたかがわかる。

ただし、男10~20代や女30~60代も高い。必ずしも男の論理が渦巻く職場に熟知していない若者や女性でも、第1シリーズが魅力的に映っていたようだ。女性20~60代でも、『ハケンの品格』より『半沢直樹』が互角あるいは上を行った点は印象的だった。

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