photo by Gettyimages
# 雇用

労働時間削減も「最低賃金」はナゼ上がらない?日本の「残酷すぎる現実」

非常事態で審議会の議論平行線

深夜に至るも結論出ず

最低賃金引き上げの水準を示す厚生労働省の中央最低賃金審議会(厚労相の諮問機関)の「目安に関する小委員会」の議論が難航している。

7月20日に4回目の会議が開かれたが、7時間半立ってもまとまらずに深夜に中断。21日も午後6時から再開したが、深夜になっても結論は出なかった。

メンバーは「使用者側委員」4人、「労働者側委員」4人、「公益委員」4人の合計12人。労働者側の組合代表らが最低賃金を引き上げるよう求めたのに対して、使用者側つまり経営者側が最低賃金の引き上げに強く反対。議論は平行線のまま決着をみていない。

photo by Gettyimages
 

最終的にはごくわずかの引き上げで妥協が成立するか、あるいは小委員会として目安を示さずに議論を終える可能性もある。

中央最低賃金審議会が決めた目安をベースに各都道府県ごとに決められ、10月1日から適用される。