お茶の時間が待ち遠しくなるような、おいしいもの。お茶を支え、引き立ててくれる「とっておきのお茶請け」を、お茶好きな方々に教えていただきました。おもたせ、ごほうび、おもてなし……、さまざまなシーンで活躍すること間違いなし!

【お茶好きな方々】
フードジャーナリスト 渡辺紀子さん

雑誌や書籍でグルメ特集を数多く手掛け、世界の料理やミシュラン三つ星店の取材など幅広く活動。「抹茶入り煎茶」「抹茶入り玄米茶」(葉桐)を混ぜて味わうのが日々の楽しみ。
菓子研究家 福田里香さん
雑誌や書籍、商品プロデュースの分野を中心に活躍。『民芸お菓子』『まんがキッチン』など著書多数。好きなお茶は、上品な甘みのある「プレミアムオーガニック煎茶」(一保堂茶舗)。
料理研究家 長尾智子さん
レシピ開発やエッセイの執筆など幅広く活動し、単行本『ティーとアペロ』を上梓。忙しい時でも贅沢に過ごせる「合師・許斐久吉の煎茶ティーバッグ」(許斐本家)がお気に入り。
文筆家 甲斐みのりさん
旅やお菓子、手みやげなど女性が好み憧れるモノやコトを執筆。『全国かわいいおみやげ』など著書多数。ご贔屓は脚本家・向田邦子さんも愛した香り高い「天緑」(丸城茶舗)。

【洋菓子】
絶妙。和洋のモダンなペアリング

甘く濃厚な洋のスイーツに
日本茶が爽やかさをプラス

〈右上〉
ル・ショコラ アラン・デュカスのトラディション ノワール ペルー・ノンコンシェ

フランス料理界の巨匠、アラン・デュカスのショコラのタブレットは、精錬しないことでカカオの香りや酸味を引き立てたもので、すべての製品を東京・日本橋で丁寧に手作り。なかでも「あえてざらつきを残したカカオ菓子という雰囲気がユニーク。しっかり淹れた“くき煎茶”のような香ばしいお茶に合います」(長尾さん)。1個 ¥1850

東京都中央区日本橋本町1-1-1
☎03-3516-3511
https://lechocolat-alainducasse.jp/
通販なし

〈左上〉
山本道子の店のシナモンサブレ

明治7年(1874年)創業の老舗洋菓子店「村上開新堂」の新しい味として、5代目・山本道子さんがオープンした「山本道子の店」。「なかでも注目はシナモンサブレ。シナモンは『肉桂』と呼ばれ、和菓子の材料としても人気のスパイスですから、緑茶にもぴったり。卵を使わず丁寧に焼き上げられたサブレはさっくりと軽く、体にやさしい味わいです」(福田さん)。1箱 ¥720(税込)

東京都千代田区一番町27
☎03-3261-4883
http://www.kaishindo.co.jp/michiko/
電話注文可

〈下〉
トラヤカフェのあずきとカカオのフォンダン

老舗とらやが作った「トラヤカフェ」の看板商品。こしあんと小倉あんにチョコレートを合わせ、シナモンやポートワインもほのかに香る濃厚なフォンダン。「春はこの『あずきとカカオのフォンダン』が、秋は『和栗とチョコレートのフォンダン』が、我が家の定番の“お茶の友”。日によって、極薄に切ったり、ちょっと厚めに切ったりして楽しみます」(渡辺さん)。1本(レギュラーサイズ)¥2600

東京都港区北青山3-12-16(あんスタンド北青山店)
☎03-6450-6720
https://www.toraya-group.co.jp/toraya-cafe/
通販あり

〈左中央〉
ルルメリーのショコラテリーヌ

「静岡生まれなので、昔から緑茶にチョコを合わせるのが大好き」(甲斐さん)というベテランが選んだのは、カカオ75%のチョコレートとバター、砂糖、卵というシンプルな素材のテリーヌ。「これを頬張り緑茶を含むと、カカオの深く奥行きある味わいを緑茶が大らかに抱きしめるような感覚に」(甲斐さん)。定番の「ナチュール」、オレンジをのせた「オランジュ」など3種類。1個 ¥1000~

東京都千代田区丸の内2-7-2 丸の内JPタワー1F
☎03-6256-0885
https://www.mary.co.jp/mary/ruru/
通販あり