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「成年後見制度」は役に立つ? 老後が不安なおひとり様が調べてみた

老後の準備は、頭も体も元気なうちに

老齢おひとり様は増える一方

将来、ボケたり病気になったとき、あなたの資産を守ってくれる人はいますか?

未婚率の増加や核家族化の影響で、2040年には単独世帯の割合が40%に達すると予想されています。特に65歳以上のひとり暮らしは年々、増え続ける一方です。

おひとり様の一人である私が、将来ボケてしまって入院することになったら、通帳や印鑑はどうしたらいいのか? それ以前に入院手続きは、誰がしてくれるのか?

 

そんな漠然とした不安を感じていたとき、「成年後見制度」というものがあることを知りました。そこで、私のようなおひとり様向けの「成年後見制度」について、詳しく調べてきました。

「成年後見制度」には2種類の制度が

「成年後見制度」とは、認知症や障がいなど判断能力が不十分な人の財産や生活の権利を守るために、国が作った制度です。

家庭裁判所によって選ばれた「成年後見人」は本人に代わり、財産管理のほか福祉サービスの手続きができます。たとえば、介護保険や障がい福祉サービスの契約、老人ホームなどの入所契約、病院の入退院手続きなどです(手術の同意、身元保証人は含みません)。

この「成年後見制度」は、2種類あります。

  「法定後見制度」…… 判断能力が不十分な人向け
  「任意後見制度」…… 判断能力に問題のない人向け

私の場合は、まだ元気だけれど将来、何かあったときのために「今から自分で後見人を選びたい」ので、「任意後見制度」が適していると思いました。

ところが、調べていくうちに、まったく想定していなかった様々なことがわかってきたのです。