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大苦戦のトヨタのサブスク「KINTO」…結局、トクなのか損なのか

利用者のタイプによって分かれる
工藤 貴宏 プロフィール

加えて、航空会社のマイルを貯めている人なども利用価値が高い。なぜならKINTOの支払いは月々のクレジットカード決済なので、カード利用額が高額となる。そのぶんマイルもたまるというわけだ。

いっぽうKINTOを使うべきでない人は、クルマの乗り換え時期が定まらない人だろう。短期間で乗り換える、もしくは7年を超えて長期間にわたって乗り続ける人なども、基本的に契約期間の長さが決まっているKINTOの利用は適さない。

また、走行距離の上限基準が定められているので、走行距離が月平均で1500キロを超える人も避けたほうがいいだろう。

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迷うのは、任意保険料が安く済んでいる人(フルカバーの車両保険まで含めて考える必要がある)。そういった人は、ローン見積もりを含めて綿密なシミュレーションをおこなったうえでKINTOと残価設定ローンの差額を天秤にかけるしかないだろう。販売店で相談するといい。

状況によっては、活用したほうがローンよりもコストパフォーマンスでメリットがあると断言できるKINTOだが、全国展開から約1年が経過した現時点では多くのユーザーが選んでいるわけではない。

認知度もまだ足りないだろうが、利用が広がらない最大の理由は「クルマという高額商品に対して、新しい使い方に対することの消費者の不安」かもしれない。

しかし、定期的にクルマを乗り換えるのであれば検討する価値は十分にある。そして今後は利用が拡大する可能性を大いに秘めているサービスといっていいだろう。

ちなみに、事故はもちろんのこと、KINTO契約中のクルマが大雨で水没してしまった場合も付帯する保険で対応が可能だ。

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