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大苦戦のトヨタのサブスク「KINTO」…結局、トクなのか損なのか

利用者のタイプによって分かれる
工藤 貴宏 プロフィール

対してリースはそれらを含まれたコミコミの利用料金として毎月の支払額が設定されているのが大きな違いだ。リースは「毎月定額で利用できる」のが特徴といっていい。KINTOもその延長線上だ。

だから「サブスク」を自称するKINTOも、動画コンテンツや音楽のように“気軽”とは言いにくい。あらかじめ契約期間を決める必要があって3年未満の短期契約はなく、基本的な考えとして「必要ないから今月で終了」とはいかないからだ(追加の手数料を払えば可能)。

KINTOの「スゴさ」とは?

しかし、KINTOには普通のリースとの大きな違いがある。

税金や基本的なメンテナンス(それらは一般的なカーリースにも含まれている)に加えて、任意保険料(フルカバーの車両保険に相当)まで月々の料金に含まれているのだ。これは他のカーリースでは考えられないことである。

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クルマを所有している人ならご存知だろうが、任意保険料は同じクルマでも対象とするドライバーの範囲や年齢、過去の保険利用歴などに応じて人それぞれ異なる。

だから本来ならば定額料金に含めることは難しいのだが、それをドライバーの属性による差をつけず均一料金に含めたのがKINTOの凄さなのだ。これを実現しているのはKINTOだけである。

整理すると、KINTOの料金にはオプション品も含めた車両代金のほか、登録諸費用、自賠責保険、自動車税、重量税、定期メンテナンス(法定点検/定期点検/油脂類の交換と補充/所定の消耗品の交換)と故障修理及びロードサービスと代車、車検(5年/7年プラン)、そして任意保険が毎月の定額に含まれている。故障修理が金額に含まれているのも見逃せない部分だ。

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