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投資信託ビギナーが忘れがちな「3つのデメリット」と「NG行動」

メリットばかりではありません
リーマンショックよりも深刻ではないかと懸念されている「コロナショック」。今後の投資方針について、お悩みの人も多いことだろう。いちばんカンタン つみたて投資の教科書』の著者で、経済アナリストの森永康平氏が勧めるのは、投資信託の長期つみたてだ。しかし、デメリットやリスクがあることも忘れてはいけない。森永氏に、初心者が注意すべき点を挙げてもらった。

メリットの裏にひそむもの

投資信託は、投資初心者が安定的に長期にわたって資産形成するにはもってこいの商品です。しかし、メリットと裏腹にデメリットもあります。

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まず、投資信託は投資をプロに任せます。そのため手間もかからずお手軽なのですが、その分、信託報酬を始めとする「コスト」がかかります。

そして、元本が保証されている預貯金とは異なり、購入額よりも売却額が下回る可能性があります。この「元本保証ではない」点もデメリットとして挙げられるでしょう。

さらにもう一つ。投資信託は、証券取引所に上場している株のように刻一刻と変化する価格で売買することができません。

投資信託には「ブラインド方式」が採用されており、適用される基準価額がわからない状況で売買注文が受理されます。投資信託が投資している資産の「評価値」が確定した後に取引ができてしまうと、引き続きファンドを保有する投資家の利益が阻害されるためというのが理由です。

 

言ってみれば受益者間の平等を確保するために設けられている制度なのです。そのため、株などと違って「タイムリーに売買できない」というデメリットがあります。