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最初が肝心!「つみたて投資」初心者が失敗しがちな「よくある間違い」

ひと月にいくら投資すればよいのか?
リーマンショックよりも深刻ではないかと懸念されている「コロナショック」。今後の投資方針について、お悩みの人も多いことだろう。『いちばんカンタン つみたて投資の教科書』の著者で、経済アナリストの森永康平氏がオススメするのは、投資信託の「つみたて投資」だ。リスクが少ないため初心者にはぴったりだが、月にいくら拠出するかが悩みどころ。投資のプロである森永氏に「正解」を教えてもらった。

最初の設定金額を間違えるな

たとえば、25歳からつみたて投資を始めて、65歳まで40年間つみたて投資をするとしましょう。

会社員や公務員であれば、基本的には少しずつ給料は上がっていくと考えられます。そうすると、つみたて投資を始めた頃に設定した毎月の投資額が、ある時点からは少なく感じてしまうかもしれません。

では、つみたて投資の1回ごとの金額はどのように設定すればいいのでしょうか。

まず、そもそもいくらからつみたて投資を始めるか。最初の設定がとても重要です。最初の設定金額を誤ると、残念ながら長期で保有するというつみたて投資の絶対条件を満たせなくなってしまいます。

 

国税庁が発表した「民間給与実態統計調査結果」によると、2018年の平均給与は371.6万円となっています。月収に直すと約31万円で、社会保険料などを考慮すると手取りは26万円ぐらいになるでしょう。

そのうち、総務省統計局が発表している『家計調査』によると、単身世帯は約16.4万円を毎月支出しています。その支出内訳をグラフにしたものが上の図です。