これが投資の王道だ!「つみたて投資」で守るべき3つのポイント

だから、初心者でも始めやすい
森永 康平 プロフィール

「長期」で保有しよう

最後につみたて投資と分散投資をするのであれば、必ず長期間続けましょうということを説明します。

金融庁が1985年以降の各年に、毎月同額ずつ国内外の株と債券の買い付けを行い、各年の買い付け後、保有期間が経過した時点での時価を基に運用結果及び年率を算出して、次のようなグラフを紹介しています。

 

投資期間が5年間だと、投資を始めたタイミングによっては元本割れ、つまり損をする場合もありますが、投資期間が20年になると、少なくとも検証に使った期間においてはどのタイミングで投資を始めても、元本割れすることはなかったという検証結果が出ています。

もちろん、その分大きくリターンを上げることはなくなり、年率換算で2%~6%ぐらいのリターンに収れんしてしまいます。しかし、最悪のケースではマイナス8%だけど、うまくいけば14%というギャンブルのような結果にはならなくなります。

一か八かで財を成そうとするのではなく、コツコツと老後資産を築くために投資をするわけですから、元本割れをせずに年率換算で2%~6%ぐらいのリターンが期待できるほうがいいですよね。現在の銀行預金の金利を考えれば、年率換算で2%~6%というのは非常に魅力的です。

以上の「つみたて×分散×長期」という発想こそが、投資の王道であり、それがまさに「つみたて投資」なのです。