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1日で116人感染…鹿児島「超人気ショーパブ」で何が起きていたのか

国内最大級クラスターはこうして生まれた

県内有数の繁華街で起きたクラスター感染。そこではいったい何が行われていたのか。発売中の『週刊現代』が特集する。

家族もどんどん感染

九州有数の繁華街である、鹿児島・天文館。6月27日夜、その一角の「山之口本通り」にある雑居ビルの4階の店に多くの客が詰め掛けていた。店の名前は『NEWおだまLee男爵』(以下『おだまLee』)。南九州で知らない人はいない、人気ショーパブだ。

「すみません、そこ少し詰めてもらえますかー?」

夜10時過ぎになるとショーの時間に合わせて客がさらに増え、店のキャストたちがそう声を張り上げるほど店内は混雑していた。客も店員も、マスクを着けている人間は皆無だった。

朝から雨が降り続け、店の出入り口はピタリと閉まったまま。ショーが終わって、夜12時を過ぎても、店からは客と店員の楽しげな声が響く。

まさか、この日、この場所で、日本最大級のクラスターが発生しているとはつゆも知らずに。

このショーパブ『おだまLee』で起きた大規模クラスターによる感染者の増加が止まらない。7月17日時点で、この店関連の感染者は、実に116名に上る。

「『おだまLee』を直接訪れた人以外にも、その家族など、2次、3次感染者が続々と判明しています。

店のキャストなど関係者の多くが入院や自宅待機中で、市や県による聞き取り調査もまったく進んでいません。どこまで感染者が増えるのか、まったく読めない状況なのです」(全国紙記者)

国内最大級のクラスター発生事件はなぜ起きてしまったのか。