# 鉄道

JR東の「新幹線『半額』」プラン、得するか損するか?実際に検証してみた

うまい話にはウラがある
野田 隆 プロフィール

東京駅から新青森駅までは、JR東日本のエリア内であるから、追加料金なしで、「はやぶさ」に乗ることができる。4日間内であれば、東京駅と新青森駅の間を往復することもできる。その場合は、片道7635円という計算になるので、「お先にトクだ値スペシャル」よりも安くなってしまう。

しかも、このパスは、JR東日本全線乗り放題である。新青森から青森駅へ出るのも、逆方向に向かう奥羽本線に乗車して弘前や五所川原へ行くのも追加料金は一切不要だ。50歳以上で、大人の休日俱楽部の会員になる必要はあるけれど、極めておトクなきっぷと言えるであろう。

メリットが活かせるのはどんな人?

「お先にトクだ値スペシャル」は、該当列車のみ限定であり、普通のきっぷのように東京都区内といったきまりの適用外なので、新宿駅から東京駅まで中央線に乗るのも別料金、新青森駅から在来線に乗り換えるのも別料金なのだ。

新幹線以外は、鉄道に乗らないのなら問題ないけれど、在来線に乗り継ぐのなら、けっして使い勝手がよいとは言えない。

例えば、都内から秋田県の大館市へ列車で行くことを考えてみよう。行き方は複数あるけれど、東北新幹線「はやぶさ」で新青森へ向かい、在来線の特急「つがる」で大館へ向かうとしよう。

特急つがる(筆者撮影)
 

「はやぶさ」乗車については「お先にトクだ値スペシャル」を利用する。ちなみに、特急「つがる」は、今回の「お先にトクだ値スペシャル」対象列車ではない。

さて、乗車駅を新宿駅とすると、

新宿~東京=200円(別料金となる)
東京~新青森=8730円(「はやぶさ」の「お先にトクだ値スペシャル」)
新青森~大館=2820円(特急「つがる」指定席)(割引なし)
合計=11750円

となる。

関連記事