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JR東の「新幹線『半額』」プラン、得するか損するか?実際に検証してみた

うまい話にはウラがある
野田 隆 プロフィール

さらに、このサービスはウェブ限定であり、駅の窓口や旅行会社では受け付けていない。まずは「えきねっと」の会員になり(登録料は不要)、新幹線利用の場合は、SuicaなどのIC乗車券を登録して、チケットレスで乗車することが基本である。

また、列車に乗り遅れた場合は、指定席特急券に関しては無効となり、後続列車の自由席に振り替えなどの救済策はない。乗車券部分のみは当日に限って有効なので、自由席特急券あるいは別の列車の指定券を正規料金で買いなおすことになる。

こうした「激安きっぷ」は、得てして、普通のきっぷのような救済はないことをしっかり自覚しておかなければならない。ほかにも、列車の変更をするときに気をつけることなど注意点がいくつかあるので、JR東日本の公式サイトで確認しておきたい。

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他の「割引きっぷ」より損する場合も

「お先にトクだ値スペシャル」を東京駅と新青森の間で利用することを考えてみよう。

乗車する列車は、東北新幹線「はやぶさ」である。なお、「はやぶさ」利用の場合、東京・上野・大宮で乗車すると、下車できるのは、盛岡、新青森、新函館北斗の3駅で、「仙台」、八戸など他の停車駅は利用できない。

東京駅から新青森駅までの普通車指定席の正規の片道料金は、17670円(運賃=10340円+指定席特急券=7330円)だから「お先にトクだ値スペシャル」の8730円は、50.5%OFFとなり、確かに半額以上の割引である。

ところで、JR東日本のお得なきっぷといえば、50歳以上限定の「大人の休日倶楽部パス」がある。期間限定(2020年度の場合は、9月24日~10月6日、11月26日~12月8日、2021年1月14日~26日)ではあるけれど、4日間乗り放題で、15270円だ。

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