自信なさげなのに、超天才というギャップ萌え

『愛の不時着』でヒョンビンにハマった私の友人は『雪の女王』を観て、「隙がないリ・ジョンヒョクに比べると、まだ未完成な男の子という感じ。ヒョンビンの演技もうまいかというと、そうでもない。でも、そこが新鮮で、ギャップ萌えしまくった。北朝鮮の将校とは違って、この作品ではボーっとして寂しそうな表情がやたら多い。捨て犬的な放っておけない感に撃ち抜かれた。お母さんに許しを請うシーンは号泣だった」と熱く語ってくれた。果たしてみなさんはどうみるのだろうか?

個人的には、韓国科学高校時代のヘルメットをかぶったようなボブスタイルも見逃せないし、ハン・ドックになってからボクシングジムでやたら見せてくれる、汗だくのスパーリングシーンは、これってサービスショットですよね、ってぐらいかっこいい。それなのに、一見強そうに見えてそう強くもない。ひとりで無数の敵に立ち向かう強い北朝鮮のエリート軍人とはまったく違う姿でもある。

韓国一の天才と称された韓国科学高校の姿は見逃せないほどかわいい。髪型に注目!『雪の女王』より。(C)2006 YOON'S COLOR

そして、何よりも沼落ちするのは、彼が「数学」に向き合うシーンだ。映画でも『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『僕と世界の方程式』、『イミテーション・ゲーム』など天才数学者を魅力的に描いた作品は多い。日本でも、2007年にドラマ『ガリレオ』で福山雅治演じる湯川学が脳から思考が溢れるように数式を書きまくるというシーンが描かれたし、2018年の映画『アルキメデスの大戦』では菅田将暉演じる櫂直の黒板シーンも有名だが、ヒョンビンもやるんですよ、これ。もう脳から数式が溢れ出ちゃって、黒板に書きまくったり、ボクシングリングにも書いちゃったり、好きな子がそばにいるのに数学に夢中になって時間を忘れちゃうなんてダメっぷりも発揮する。

先日放映になり話題になった20年前のドラマ『やまとなでしこ』と同じで、医者と偽った魚屋が、まさかのマサチューセッツ工科大学? 数学者!? というギャップと同じように、場末のボクシングジムで貧乏生活している高校中退の男性が、韓国一の天才数学者!? しかも、常に自信なさげなのに、彼女が図書館で居眠りしている間に、経営学の長い英文の課題を完璧に訳してくれていたり、適当に書いた経営数学のレポートにヒョヒョっと簡単に手を入れ、すごい内容に仕上げてくれたりするわけです……。これはズルいですよ、本当に。

『やまとなでしこ』のギャップ萌えと同じ!ヒョンビンのギャップにハマる写真はこちら