累計450万部の人気シリーズ

(文/FRaU編集部)

はたらく細胞』といえば、2015年3月から「シリウス」(講談社)で連載されるや大人気、2018年よりアニメ化もされた清水茜さんの漫画。もともと清水さんが当時高校生の妹から「細胞について覚えたい」と依頼されて細胞を擬人化して描いたのがきっかけだそうだが、赤血球さんたちや白血球さんたち、血小板さんが大活躍し、「生物の授業の1000倍面白くてわかりやすい」と言われている。

興味深いのは、他の漫画家の方や小説家が『はたらく細胞』のスピンオフ作品を清水さん監修のもとに執筆、多くの「はたらく細胞ワールド」が展開しているということ。

たとえば、『はたらく細胞BLACK』は大人の男性の「はたらく細胞」に特化した作品で、初嘉屋一生さんが作画を担当。清水茜さんが監修をつとめている。2018年から「モーニング」で連載、アニメ化も発表された(2021年放映予定)。喫煙・飲酒・ED・水虫・胃潰瘍・円形脱毛症など、男性の悩み満載の「使える」漫画となっているのだ。

その「女性版」と言えるのが、7月20日に発売となる『はたらく細胞LADY』である。原作は『はたらく細胞BLACK』と同じ原田重光さん、作画は乙川灯さん、もちろん清水茜さんも監修に入っており、「モーニング・ツー」で連載中だ。

「細胞目線」で
女性の体内の問題を深堀り

女性の担当編集者は、企画した経緯をこう語る。

1巻で描かれている冷え症、ダイエット、生理、貧血、子宮頸がん(検診)など、女性特有の悩みや症状が起きるその時、体内で頑張っている細胞たちの物語です。担当編集としては、たくさん出ている『はたらく細胞』スピンオフのなかでも、”女性”に特化したものが読みたい!  ということで企画しました。『はたらく細胞BLACK』の女性版をと、原作を原田さんにお願いしたという流れです。医学的知識の監修としては原田知幸さんに医療監修をお願いしています。
原作の原田さんは男性なので実感としての症状はわからない点、おそらく苦労されているのではと想像しますが、担当編集との打ち合わせや奥様にも意見を聞いて書かれているようです

原作者の原田重光さんは「男性にとっては、こんなに大変なものかと知らないことばかり。パートナーにも是非読んでもらいたい作品です!」 と語っているという。

(C)原田重光/乙川灯/清水茜/講談社『はたらく細胞LADY』より
(C)原田重光/乙川灯/清水茜/講談社『はたらく細胞LADY』より

担当編集はこうも語る。

1ヵ月の中でも、また一生を通してもめまぐるしく変化し、なんで女ばっかりこんな大変な思いをしなくてはいけないの……というくらい女性特有の症状にはずっと悩まされますが、気になる症状が起きた時、わたしたちの体内では一体何が起きているの? とそこをミクロレベルで深掘りできるのは、細胞が擬人化された漫画の徹底的な細胞目線だからこそ。懸命にはたらく細胞たちが、こんな風に体内にいてくれるんだと想像力を働かせて面倒くさいこの身体が、今より少し愛おしく感じる。そんな物語になれますようにと思っています!

単行本の発売を記念した1話無料試し読みのテーマは「冷え」。女性のカラダが冷えたらどんな影響を受けるのか、そのとき細胞は何をしているのか。体内でこれだけ細胞くんが頑張っていることを知ると、「自分のカラダ」がより愛おしくなってくるのである。

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