【ブラタモリ的グルメ漫画】寒い東北地方が生んだ「絶品料理」の正体とは?

『おいしい日本地理』第1話を公開!

2022年から「地理」が高校の必修科目になる。教育現場や受験業界では、はやくも対応に追われているという声が聞こえてくる。

そもそも「地理」とは、単に地球上の自然環境や住民の状態を学ぶだけではない。世界経済の流れに深く関わり、民族問題や紛争の根底に存在し、自然災害と戦うための知恵を授けてくれる。その領域は非常に横断的であり「地理学と哲学は諸科学の母」という言葉も存在するほどだ。

 

そしてなにより、「食」こそ「地理」と密接な関係にあると言っていいだろう。

そんな地理の視点から日本各地のグルメを描いた、「ブラタモリ」的なマンガが『おいしい日本地理~まんがでわかる中学地理&ご当地グルメ~ 』だ。

主人公は一人の若い女性。なにやら事情がありそうな雰囲気だが、豊富な「地理」の知識を活かしながら、ご当地グルメを堪能していくストーリーになっている。

本作品で原作を担当したぷぇんすく氏は次のように語る。

『地理』というワードに皆さまはどんなイメージをお持ちでしょうか。近年、街歩き的な要素から一部で地図ブームや、GPS系のビッグデータなどの需要は高まっており、特にスマートフォンを持ち歩く皆さまの生活とは切っても切れない関係になっている、最も近くに存在し最も意識していない要素の多い教養だと私は思います。

城下町を旅して出てきた疑問が、歴史の知識で解決し楽しさを得られるように、地理の知識があると旅行も日々の生活も、非常に豊かなものになります(そもそも社会科学系の地理は歴史の知識が必須です)。とはいえ、『昔勉強したけどイマイチよくわからない』『授業ではわかったけど実学として生活にリンクしにくい…』といった意見も多く聞かれるのがこの科目です。

本作はコラムも併せてお読みいただくことで、中学校で習う日本地理の重要語のうち、だいたい7~8割はカバーできるよう、鋭意執筆に励んでおりますので、むかし中学生だった方にはおさらいとして、リアル世代には勉強の手助けになるようお楽しみいただけます。

一部演出や、また現況で改めての取材ができず過去情報のため、経年による内容変更の可能性もございますが、ほぼその地に実際にあるもので構成されており、出てきた風景・祭り・グルメなどはその地を訪れ、体験することができるはずです。どうぞ、日本を旅して(旅する気分になって)、その地の食に舌鼓を打ち、素敵な風景に出会ってください。皆さまの地理的視野を拡げる一助になれば幸いです

第1話の舞台は青森県八戸市。この地方では、初夏になると「やませ」という季節風が吹くのだが、そのせいで多大な冷害に苦しめられてきた。そんな地域だからこそ、生まれたのが“あの大人気ご当地グルメ”だった…。

読んで学べて”二度美味しい”、新感覚グルメマンガにこれからも注目だ。