スタイリッシュなスタンドカラージャケット

天皇皇后両陛下は、夏休みにご用邸でご静養されるのが慣例となっています。2002年は、敬宮内親王愛子さまとご一緒に栃木県の那須ご用邸で過ごされました。

東京駅を発つときの装いは、天皇陛下はベージュとブラウンの同系色相の濃淡を組み合わせたトーンオントーンコーデ、雅子さまはスタンドカラージャケットのホワイト&ブラックのバイカラーコーデ、愛子さまはオールホワイトのワンカラーコーデ。よく見ると、天皇陛下のネクタイと雅子さまのブローチのゴールドがさりげなくリンクしています。

白地にドットが現代的な印象(2002年撮影)photo by gettyimages

この頃の雅子さまはヘアスタイルがショートになり、ファッションもよりシンプルになっていきます。全体のフォルムはIラインでとてもシンプル。コントラストの効いたホワイト&ブラックの配色をセットアップとシューズにリフレインし、アクティブで洗練された着姿となっています。

凛としたトライアングルカラーのジャケット

ホワイト&ネイビーのコントラストを効かせた配色のパイピングジャケットは、下襟はトライアングルカラー、上襟はスタンドカラーとなっています。このジャケットのようなスタンドアウトカラーは、ショートカットやまとめ髪のように襟足をすっきりさせたヘアスタイルと相性がよく、雅子さまの美しいネックラインを引き立てています。

夏にぴったりのさわやかな配色(2006年)photo by gettyimages

帽子も同じ配色で、クラウン(帽子上部)とブリム(つば)はストレート。装飾のリボンもシンプルなので、マニッシュなイメージとなっています。

このジャケットは2002年のニュージーランド・オーストラリアご訪問の際にワードローブに加わったもの。このジャケットに合わせるスカートは、ネイビーとホワイトがあり、そのときどきで着回しを楽しんでいらっしゃるようです。昨年もこのジャケットをお召しになっていたので、雅子さまにとって、特にお気に入りの1着なのかもしれません。