【平成芸能史プレイバック】あまり悪びれもせず…?逮捕されちゃった芸能人

今なら大炎上、引退もあり得る…
山田 ゴメス プロフィール

結局は92年3月に懲役2年6月、執行猶予4年の判決が下され、いくら芸能人の犯罪行為には多少大らかだった平成初期のころとはいえ、この事件を境に勝は役者としての仕事のほとんどを失い、5年後の97年6月に喉頭がんによって65年の生涯を閉じる。

法廷でまでもエンターテインメントを貫いた凄まじいまでの役者魂。社会的には許されない事件の張本人として“主役”を果たした勝新太郎は、最後の一世一代の渾身たる演技によって、我々に強烈な残像を焼き付け、惜しまれつつこの世を去ったのであった。

 

ビジュアルの半端ないインパクト

もう一人、薬物がらみの芸能人で、じつに印象深かったのは槇原敬之。

このヒトの場合は、ビジュアルの半端ないインパクト──コイツに尽きるだろう。1999年、最初に覚せい剤取締法違反で逮捕されたとき、同罪で逮捕された同居人でパートナーだった“金ちゃん”の大ぶりなオネエっぷりも印象的だったが、2020年の二度目の逮捕時。まるでイースター島のモヤイ像のごときシルエットを形取っていた、見事なまでに変わり果てたヒゲ面にも思わずのけぞった。

「なんで、また麻薬に…?」といった疑問より「なんで、この風貌!?」というサプライズのほうが、ついつい先に脳裡をよぎり……。突出しすぎたビジュアルが、どうしても断罪の念を上回ってしまうのは、はたして筆者だけなのか? 

ちなみに、一度目の逮捕を報じていた某スポーツ新聞は、

「どんなときも。」…使っちゃいけないのに

……と、深刻な事件にもかかわらず、ちょっぴりユーモラスな小見出しを使用していた。