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【平成芸能史プレイバック】あまり悪びれもせず…?逮捕されちゃった芸能人

今なら大炎上、引退もあり得る…

クスリに金銭問題に不倫に恫喝に……と、法に触れていようが触れていまいが、そのギリギリだろうが、とにかく不祥事(らしきことを)を起こしてしまえば、公の場へと引きずれ出され、神妙な面持ちでただただ平謝り。記者からお茶の間からネット住民からボコボコに叩かれ、サンドバッグ状態へと化してしまう昨今の芸能界……。

しかしいっぽうで、罵詈雑言を浴びせられる前に、不謹慎ながらどこかクスリと笑いが漏れる“逮捕劇”も稀ながら、たしかにあった。今回もさっそく平成の芸能史から、そういうあまりに奇天烈すぎた事件のいくつかを抽出してみよう。

パンツの中にコカイン! 最後の最後まで“役者”だった勝新太郎

まずは、1990年に発覚した勝新太郎のコカイン不法所持事件。

同年1月、羽田発の中華航空機でホノルル空港に降り立った勝のパンツの中から、コカイン1.75グラムとマリファナ9.75グラムが。ハワイ当局から下された処分は罰金1000ドルで即日釈放されたものの、その後、勝は日本帰国後の逮捕を恐れ、翌年91年の5月までハワイへと居座ることに。その“籠城”期間から帰国後の法廷へと到るまでに生まれた名(迷?)ゼリフの数々は、以下のとおりである。

写真/講談社写真資料室
 

「なぜ、コカインを持っていたのか、オレが知りたいんだ!」(罰金刑確定後の記者会見にて)

「機内で“勝さんのファンです”という男性から包みを渡された」

「大麻かコカインと思ったので、とっさにパンツに入れた」(同会見で入手ルートを質問され)

「もうパンツをはかないようにする!」(91年3月にハワイの移民帰化局から強制退去命令が出たときの記者会見にて)

「総理大臣の代わりはいるが、オレの代わりはいない」「オレは権力と戦う」(91年5月、帰国の際に)

「これはモノが良くない」(裁判中、証拠品の大麻を検察側から見せられて)

「あれは神様? 今度のことは神様がオレに与えた試練だ」(裁判中、機内で麻薬を渡した男性について問われ)