レジ袋有料化は「エコ」じゃない…? ゴミ清掃芸人が明かす「意外な真実」

『ゴミ清掃員の日常』からわかったこと
滝沢 秀一 プロフィール

ゴミ清掃芸人が見る「ゴミのミライ」

滝沢氏が清掃員の立場で語るゴミ知識は、捨てる側の人間の無意識のエゴな行動をハッと気づかせてくれる。『ゴミ清掃員の日常』でもちょっとした分別のコツが沢山描かれていたが、滝沢氏のゴミ知識は説教臭くなく、我々の生活にスーっと入ってくる。

お笑い芸人という“話のプロ”であることも影響しているかもしれないが、話を聞いていると、滝沢氏の脳内が常にゴミに埋め尽くされているというのがわかる。その“ゴミ愛”こそがわかりやすく染み渡るゴミ知識の源になっているようだ。

ゴミの相関図。滝沢氏の脳内ではゴミがもはや擬人化されている模様(滝沢氏Twitter:@takizawa0914より)
 

「気がつくと、ゴミのことを考えている」そうだ。国内、国外問わず、ゴミに関する知識を貪欲に吸収しているという。

「先日はコロナ禍でリモートではありましたが、リサイクル率80%を達成している徳島県上勝町の取り組みについて取材しました。ゴミステーションで町民は45種類もの分別をしていて、何とゴミステーションに研究施設やオシャレなホテルまでくっついてるんです。グリーンツーリズムなんて言葉もありますが、リサイクルに関しては今日本で一番ミライ的な場所かもしれないと思いました。」

1人のゴミ清掃員としてのツイートがきっかけで書籍化にこぎつけ、ゴミの知識をメディアで披露する機会も増えたが、もはやイチ清掃員の視点を超えて活動している。